「父の形見の手巻き時計、どう扱えばいいの?」「しばらく巻いていなかったら止まってしまった」——高槻市・茨木市のお客様から、こうしたご相談をいただくことがあります。
手巻き時計は、ゼンマイを自分の手で巻いて動かす、機械式時計のいちばん基本の形です。少しのコツを知っておくだけで、長く気持ちよく使えます。このページでは、買取大吉 高槻富田町店のスタッフが、手巻き時計の正しい巻き方、日々のお手入れ、保管のポイントをご紹介します。
手巻き時計とは
手巻き時計は、リューズ(時計の横にあるつまみ)を回してゼンマイを巻き、その力で動く時計です。電池は使いません。ゼンマイがほどけきると止まるので、毎日(または数日に一度)巻く必要があります。
自動巻きのような回転する重り(ローター)がないぶん、ケースを薄く作りやすく、裏蓋がガラスの時計では機械の動きをそのまま眺められるのも魅力です。

正しい巻き方
- 時計を腕から外して巻く:着けたまま巻くと、リューズの軸に斜めの力がかかりやすくなります
- リューズを指先でゆっくり回す:一般的には時計の上方向(12時側)へ回すと巻き上がります
- 重くなったところで止める:巻き終わりは手ごたえが重くなります。それ以上は無理に回さないでください
- ねじ込み式のリューズは、ゆるめてから巻く:巻き終わったら、押し込みながら最後までしっかり締めます
巻き上げに必要な回数は時計によって違います。回数を数えるより、「手ごたえが重くなったら止める」と覚えておくと安心です。
巻くのは「毎日同じ時間」がおすすめ
朝、着ける前に巻く習慣にすると、ゼンマイの力が安定し、時間のずれも出にくくなります。
日々のお手入れ
| 気をつけたいこと | お手入れのポイント |
|---|---|
| 汗・皮脂 | 外したあと、柔らかい布でケースと裏蓋をやさしく拭く |
| 革ベルト | 汗をかいた日は風通しのよい場所で乾かす。水ぬれは避ける |
| 磁気 | スマートフォン、タブレット、スピーカー、バッグのマグネット留め具などの近くに置かない |
| 衝撃 | 落下やぶつけに注意。スポーツや力仕事のときは外す |
| 日付の操作 | 日付付きの時計は、夜9時〜深夜3時ごろの日付合わせを避ける(説明書の指示に従う) |
「急に進む・遅れる」は磁気のサインかも
機械式時計は磁気の影響を受けると、急に大きく進んだり遅れたりすることがあります。心当たりがあるときは、時計店で磁気抜きを相談してみてください。
長く使わないときの保管
- 湿気が少なく、直射日光の当たらない場所に置く
- 箱やケースに入れて、ほこりや傷から守る
- 磁気を出す家電の近くを避ける
- ときどきゼンマイを巻いて動かすと、中の油がなじみやすくなります

機械式時計は、使っていても使っていなくても、中の油は少しずつ劣化します。メーカーや時計店が案内する目安に合わせて、定期的なオーバーホール(分解掃除)をご検討ください。
止まってしまったときは
しばらく巻いていなかっただけなら、リューズを巻けば動き出すことがほとんどです。巻いても動かない、異音がする、リューズが固くて回らない、といったときは、無理に回したり裏蓋を開けたりせず、時計店にご相談ください。
使わなくなった手巻き時計はご相談ください
「動かないから価値がない」とは限りません。買取大吉 高槻富田町店では、止まっている時計や、箱・保証書がない時計も査定いたします。店頭へのお持ち込みは予約不要、高槻市・茨木市・摂津市は出張買取(出張費・査定料無料)もご利用いただけます。
よくある質問
Q. 毎日巻かないと壊れますか?
いいえ、止まっても壊れるわけではありません。使うときに巻けば動きます。長く使わない場合も、ときどき巻いて動かしておくのがおすすめです。
Q. 巻きすぎると壊れますか?
巻き終わりで手ごたえが重くなったら、そこで止めてください。重くなってからさらに力を入れて回すのは避けましょう。
Q. 止まった手巻き時計も買取できますか?
はい、査定いたします。無理に動かそうとせず、そのままの状態でお持ちください。
店舗のご案内

- 買取大吉 高槻富田町店
- 住所:大阪府高槻市富田町6-19-13(富田小学校前の通り沿い)
- 営業時間:10:00〜18:00(年中無休)
- アクセス:阪急京都線「富田」駅より徒歩10分
- 駐車場:2台分(店舗から少し離れた場所にございます)
- 電話:072-691-8450